木版画朱印
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『子守り地蔵朱印・縁結び朱印の由来』
子守り地蔵
当山には大きな榧の木がありました。樹齢は四百年ぐらいであるといわれていました。
この榧の木は城陽市の名木・古木の第七番目に認定されていました。いろいろな影響を受けて榧の木は立ち枯れをしてしまい、
平成18年に伐採致しました。伐採の時に仏様を制作される仏師さんに立ちあって頂きました。
榧の木が伐採されたあと、榧の木の根株には大きな穴が開いていました、仏師さんはおもむろにその根株の穴に手を入れられ、黒い木の塊を取り出されて一言「これは仏さまです。黒い付着物をとったら仏様がでてきます」とおっしゃられました。
仏師さんに頼んで黒い付着物をとっていただきましたら、根株の中にあった木の塊はなんと子どもを抱いておられるような仏様にみえるのであります。榧の木の根株の一部を使用し今では「子守り地蔵」として本堂に安置しております。
不思議なもので、お参りされた方の中には「木の輪郭の空洞部分が、お母さんの胎内に見える」「木仏さんの下のところが へその緒に見える」とおっしゃる方もおられます。
「縁結び朱印」
榧の木を伐採した時、根株はハート型という不思議な形。
仏師さんがそのハート型の榧の木の根株をご覧になられ「この木は雄の雌の二本の木が一本になっていた榧の木であるから
一対の仏様を制作したい」とおっしゃられました。そして、そのご縁がきっかけで観音菩薩・勢至菩薩が制作されたのであります。
榧の木でつくられた観音菩薩・勢至菩薩は当山に本堂にて安置しております。
お寺名 | 来迎寺 |
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宗派 | 浄土宗 |
住所 | 〒610-0102 京都府城陽市久世南垣内97 |
電話番号・FAX | 0774-52-2949 |
交通 | 近鉄久津川駅より 徒歩8分 JR城陽駅より 徒歩12分 |